あのまま闇金業者の言いなりになっていたら、私は死ぬしかない状況になっていたと思います。

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50代男性/会社が倒産して借金

借金に頭を抱える男性

情けないことに闇金業者から50万の借金をしてしまいました。
実に愚かで浅はかだったと、今なら言えます。

ただ、当時の私は会社が倒産して路頭に迷っている状態で、冷静な判断が出来なかったんです。

独身で貯金もろくにせず、自慢できる技術も無い私には再就職の当てもありませんでした。
ハローワークに通っても年齢が制限となり就職出来る希望は何も無かったです。

食費を限界まで切り詰めながら、ちまちまと貯金を切り崩す日々に恐怖さえ感じました。
両親は他界していましたし、頼れる親戚や友人もいなかったんです。

そんなある日、ハローワークから帰る途中、駅のトイレで無条件でお金を貸すというチラシを見ました
身分証明書さえあればOKと書かれたチラシに、私はつい引き寄せられてしまったんです。
電話を掛けると近くの事務所まで来てほしいと言われ、私はノコノコと出向きました。

会社の名前も出ていないマンションの一室に入れられた私は、その場でいくら欲しいか聞かれます。
とりあえず5万欲しいと言うと、男性が4万5000円を財布から出してテーブルに置いたんです。
5000円は手数料で差し引かれているようで、1週間以内に5万を返済すれば良いと言われました。
無職で返済する当てのない私はそこで断りを入れたんです。

でも、男性は競馬やパチンコで儲ければ良いとしつこくお金を借りるように迫ってきました。
押し問答をする内に時間が経過し、男性もかなりイライラしている様子です。
怖くなった私は、そのまま4万5000円を受け取ってしまったんです。

お金を増やすために競馬

パチンコでは稼げないと思った私は不安を感じつつも競馬へ行き、その結果4万円近くをドブに捨ててしまいました

その時、手が震えて足がガクガクした経験は一生忘れないと思います。
私は残り僅かな貯金を引き出して5万円を返しに行きました。

ですが、男性は利子があるから50万返済しろと言うんです。
私は頭の中が真っ白になり、どうしてよいか分からなくなりました。

結局5万を返済しても、まだ45万近くの返済を迫られるような状況です。
金が払えないなら取り立てに行くとも言われ、私は途方に暮れてしまいました。

転機があったのは数日後にハローワークへ行った時です。
何気無しに聞かれた、何か悩みは無いかという一言に、私は闇金の苦しみを語ったんです。
ハローワークの担当者はすぐに弁護士に相談するように勧めてくれました。
分割払いに応じてくれる弁護士も探してくれて、私はどうにか助かったんです。

あのまま闇金業者の言いなりになっていたら、私は死ぬしかない状況になったと思います。
怖くて逃げられなかったですし、夜も眠れない時間が多くなりました。
本当に地獄のような日々だったんです。

今は、日雇いの派遣をやりながらどうにか暮らしています。

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