どのような未成年者が闇金被害に遭いやすいのか解説しています。

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未成年は闇金被害に遭いやすい?!

未成年が並んで歩いている画像

闇金被害は未成年者の比率が高く、闇金は未成年者を上客として扱っています。
まずは未成年者が闇金被害に遭いやすい理由をご覧ください。

  • 消費者金融などの正規業者は未成年者への貸付を行っていない
  • 男性は肉体労働、女性は風俗など強制労働で返済させる手段を持っている
  • 親が弁済する可能性が高い
  • 学校や就職への悪影響を懸念して法律事務所に相談しないケースが多い
  • 夜逃げリスクがほぼない
  • 人生経験がないので迷惑メールなどの初歩的な手口で騙されやすい

法律上のルールでは、消費者金融などの正規業者でも、18歳以上の未成年者なら親の同意を得ることで貸付することができます。
しかし、返済が滞った際に、保証人になっている場合を除いて親への弁済請求をすることはできず、仕事の斡旋も当然禁止です。

このように返済が滞ると規制や社内コンプライアンスの都合で回収するのが困難になるため、正規業者は未成年者には貸付をしない対応をしています。
闇金業者は回収する手段を選ばないので未成年者を上客として扱い、積極的な貸付を行っています。

被害件数は未知数

未成年者は、家族や法律事務所に相談せずに解決してしまうケースが多く、どれだけの被害が発生しているかは未知数です。
未成年者への貸付では、親や親族、兄弟などの個人情報を必ず確認していて、返済できなくなったら身内へ請求するなどと脅しています。

家族にバレたくない思いで闇金への返済を続けるのは、大人と同じです。
しかし、社会人や家庭を持っている人になると、借金返済のために収入を増やす方法が限られてしまいます。
結果的に、法外な利息を返済できない状況に追い込まれて、家族にもバレてしまい法律事務所への解決に進むことが多いです。

未成年者の場合は、学校に行くと嘘をついて働くこともできますし、高卒などの学歴で働いている場合は、闇金から紹介された仕事をするために、簡単に現職を辞める方が多いです。
社会人に比べて背負っている物が少ないことや、現職よりも闇金から紹介される仕事の方が好待遇になりやすいため、親に迷惑をかけずに返済してしまいます。

闇金の利用がキッカケで犯罪に手を出す事例も

未成年者で闇金に手を出す人の多くは、学歴が高卒以下や偏差値の低い大学へまともに通っていないなど、同年代の人に比べて現状に不満を持っている方が多いです。
こうした若者は、闇金からの借金を返せなくなって紹介される仕事が、詐欺まがいのことでも引き受けてしまいます。

結果的に闇金への返済を目的に特殊詐欺グループに入ったり、薬の運び屋になってしまう事例も多く、借金を返済した後も紹介された反社会勢力とは縁を切れない状況に追い込まれてしまいます。

犯罪から逃れられないイメージ

闇金業者から見れば、借金を返せなくなってパンクした債務者でも未成年者であれば使い勝手が良いと思っています。
一部では、未成年者の紹介は通常客より高額な紹介料を用意したり、お金への執着心が強い未成年者に闇金から近寄ってしまうこともあります。

未成年者の方は、いかなる状況でも闇金から借金してはいけません。
闇金は「うちは正規業者」などと嘘をついて近寄ってきますが、貸金業者の登録番号を明記したホームページを持っていない所は、ほぼ確実に闇金です。

人生を台無しにする恐れがあるので、闇金だけには騙されないように注意してください。
親権者の方は、反抗期を迎えている子供であっても、闇金だけには手を出させないような指導と監督に努めてください。