地域に密着した闇金が未だ郊外に根付いている傾向があります。

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闇金利用者の多い地域

闇金を利用する人が多い地域はどこ?

闇金利用者の多い地域は東京や大阪などの大都市です。
また競馬場や競艇場がありギャンブルが盛んな地域や、郊外の中心街でパチンコ店や風俗店の多い歓楽街も地域密着型の闇金が根強く生き残っています。

全国的には地域密着型業者が絶滅する地域が増えていて、ネット集客を行うソフト闇金がシェアを伸ばしています。
地域を問わず闇金被害は存在しますが、大都市と郊外で対面式の商売を行う闇金業者の比率が違います。
また、店舗を構える闇金が絶滅し、郊外で地域密着型の運営をしていた闇金が減っていることから、郊外では対応地域を広げてスピード対応を苦手にする闇金業者が増加中です。

闇金の多い地域ランキング

闇金問題の解決を得意にする法律事務所に聞き込みを行い、闇金の多い地域ランキングを作成しました。

1位:東京都
2位:大阪府
3位:愛知県
4位:福岡県
5位:広島県

東京は人口、歓楽街の数、ギャンブル場の数が多いことが要因で闇金の数がズバ抜けて多いです。
続いて多いのが西日本最大都市の大阪で、大阪と3位愛知には大きな差ができています。

東京を除いた場合は、仙台やすすきのなど北にある歓楽街よりも西日本の方が闇金の勢力が強いようです。

ソフト闇金の被害事例は人口と比例

インターネットで集客を行っているソフト闇金は地域を問わず利用できるので、人口が多い都市ほど被害件数が多くなります。

大阪、名古屋、博多など闇金の地場業者が多い地域でもソフト闇金の利用事例が減ることはなく、ソフト闇金が従来の闇金からシェアを大きく奪っています。

地方の闇金

闇金は地方でどのように集客する?

地域密着型の闇金業者では以下の方法で集客しています。

・個人からの紹介
・風俗店やギャンブル常連客からの紹介
・ポスターや折り込みチラシなどの広告
・ネット集客
・不正に入手した個人情報を活用したDM、電話営業など

地域密着型の闇金業者のメイン顧客になるのが紹介によるもので、闇金利用者の大半はギャンブルや水商売にハマっている共通点を持ちます。

東京であれば歌舞伎町、大阪ならミナミなど特定の地域限定で活動している闇金が多い一方で、地方になると闇金業者の対応範囲が広がる傾向が強いです。
郊外でも大きなギャンブル場や歓楽街があれば、その周辺のみで活動する闇金も存在しますが、その他の地域は県内全域や複数の県にまたがって営業をしています。

全般的に地方の闇金は、電話と銀行振込を活用して顔を合わせずに貸付をするか、スピード対応ができず連絡が入ってから数日後に面談契約をするケースが多いです。闇金の中でも地域によって利便性や対応スピードに若干の差があります。

また、地方ではギャンブルや風俗、スナックなどの水商売以外の娯楽が少ないため、単発利用の被害よりも、長年闇金を使い続けて膨大な借金に膨れ上がってしまうケースが多いです。

ただし、前述で紹介しているようにインターネットとソフト闇金の普及によって、闇金業界の地域格差は減少してきています。